親知らず・顎関節症の急な痛みにも対応
口腔外科とは
知立にお住まいの方からも「これは何科に相談すればいいのか」というお声をよくいただきます。口腔外科とは、むし歯や歯周病以外の、お口とその周辺に関するトラブルを扱う診療科目です。 親知らずのトラブル、顎の痛みや違和感、口内炎などの粘膜の異常、お口まわりのケガまで、幅広い症状を対象としています。
「歯が痛いわけではないから、どこで診てもらえばいいかわからない」という方も多くいらっしゃいます。むし歯や歯周病の治療とは異なる視点での診断が必要になるため、症状に応じて適切な検査を行うことが大切です。
親知らずのように多くの方が経験する症状もあれば、顎関節の不調や粘膜の異常のように、原因がわかりにくく不安を感じやすい症状もあります。どちらも自己判断で様子を見るより、早めに相談することで安心につながります。痛みの強さだけでなく、症状が続く期間や繰り返す頻度も、受診を考える目安になります。
口腔外科のトラブルが起こる原因

親知らずは、生えるスペースが不足していると、まっすぐ生えられずに周囲の歯や歯ぐきに負担をかけることがあります。あごの大きさや歯の本数のバランスによって、生えるスペースには個人差があり、同じ年齢でも状態は人それぞれです。
顎関節の不調は、歯ぎしりや食いしばりの癖、かみ合わせのバランス、ストレスなどが関係していると言われています。日常生活の中での無意識な癖が積み重なることで、少しずつ負担がかかっていくことがあります。
口内炎は、体調や粘膜の状態の変化によって起こりやすくなります。疲れや睡眠不足、栄養バランスの偏りなどが引き金になることもあり、繰り返しやすい方もいれば、めったにできない方もいます。
こんな症状は口腔外科へ
次のような症状は、口腔外科でのご相談をおすすめします。
親知らずのトラブル
親知らずは、まっすぐに生えている場合もあれば、斜めや横向きに生えている場合、歯ぐきの中に埋まったまま出てこない場合もあります。
まっすぐ生えていて清掃がしやすい場合はそのまま残せることがありますが、周囲の歯を圧迫している、繰り返し炎症を起こすといった場合は、抜歯を検討することが一般的です。
親知らずの周囲は歯ブラシが届きにくく、汚れがたまって歯ぐきに炎症が起こることがあります。歯ぐきの腫れや痛み、口が開けにくくなるといった症状が見られます。
顎関節の不調
口を開け閉めするときに音が鳴る、口が大きく開けにくい、顎そのものに痛みを感じるといった症状が代表的です。 症状の程度には幅があり、音だけで痛みがない場合もあれば、あくびをするだけで痛む場合もあります。歯ぎしりや食いしばりの癖、かみ合わせのバランス、ストレスなどが関係していると言われています。片側だけに症状が偏って出ることも多く、左右で感じ方が違うと訴える方もいらっしゃいます。
口内炎などの粘膜の異常
口の中の粘膜にできる炎症で、多くは1〜2週間程度で自然に治ります。 食事や会話のときにしみるような痛みを感じることもありますが、通常は時間とともに落ち着いていきます。
2週間以上治らない、頻繁に繰り返す、大きさや形がいつもと違うといった場合は、別の病気が隠れている可能性もあるため、受診して確認することが大切です。 市販の薬を使っても改善が見られないときも、早めにご相談ください。
POINT
「智歯周囲炎とは?」
親知らずの周囲の歯ぐきに、汚れがたまって炎症が起こる状態です。腫れや痛みのほか、口を開けにくくなることもあります。体調が悪いときに悪化しやすいとされ、疲れがたまっているときに症状が出たと感じる方も多くいます。
口腔外科のトラブルが起こりやすい方の特徴
次のような項目に心当たりがある方は、口腔外科的なトラブルが起こりやすい状態かもしれません。
歯並びが複雑で、親知らずのためのスペースが少ない
歯ぎしりや食いしばりの癖がある
ストレスを感じやすい、緊張しやすい
口内炎を繰り返しやすい
親知らず周辺の歯みがきが行き届きにくいと感じる
疲れがたまると口の中の調子を崩しやすい
当てはまる項目があった方は、症状がなくても一度検診を受けてみてください。とくに親知らずは、痛みが出る前にレントゲンで生え方を確認しておくと、抜いたほうがよいか残せそうかの見通しを立てやすくなります。将来的なトラブルを未然に防ぐことにもつながります。
口腔外科のトラブルを放置するとどうなるか
「そのうち治まるだろう」と様子を見ているうちに、症状が悪化してしまうケースは少なくありません。とくに親知らず周囲の炎症は、体調の変化をきっかけに急に強くなることがあります。放置すると痛みや腫れが強まり、顎や喉の周辺にまで炎症が広がることがあります。
顎関節の不調も、放置すると症状が慢性化し、口の開けにくさが強まることがあります。一度慢性化すると、改善までに時間がかかりやすくなる傾向があります。
長引く口内炎を放置すると、原因の特定が遅れ、対応が難しくなることもあります。 早く受診するほど、治療は軽くすみます。痛みや違和感を我慢し続ける必要はありませんので、気になる症状があれば、早めのご相談をおすすめします。
治療の流れ

1. カウンセリング
症状の経過や気になる点をおうかがいします

2. 検査
レントゲンなどでお口や顎の状態を確認します

3. 診断・治療計画のご説明
症状に応じた進め方をご説明します

4. 治療
痛みに配慮しながら必要な処置を行います
5. 経過観察
治療後の状態を定期的に確認します
治療期間の目安
症状の内容によって検査や治療の進み方が異なるため、まずは現在の状態を確認したうえでご案内します。親知らずの抜歯のように処置が中心になる場合もあれば、顎関節の不調のように経過を見ながら対応する場合もあります。ご自身の症状がどちらに近いか分からない場合も、検査を受けることで方向性が見えてきます。
口腔外科のご相談はお気軽に
こんなお悩みはありませんか?
親知らずの周りが腫れて痛む
口を開け閉めすると顎から音が鳴る、痛みがある
口内炎が長引いていて治らない
親知らずを抜いたほうがいいのか知りたい
何科に相談すればよいかわからない症状がある
このようなお悩みがある方も、まずは当院へお越しください。急に痛みが出た場合にも急患としてお受けしており、木曜日や祝日を含め夜20時まで診療しております。何科で相談すればよいか迷う症状でも、まずはお気軽にお問い合わせください。
